青森県宮下知事 「結婚応援フェスタ」を初開催 大学生たちが意見交換 少子化歯止めへ 気軽に参加できるイメージ作りが課題

青森県宮下知事 「結婚応援フェスタ」を初開催 大学生たちが意見交換 少子化歯止めへ 気軽に参加できるイメージ作りが課題

厚生労働省が発表した人口動態統計によりますと、青森県内の婚姻件数は、2022年は3656組で、2021年から80組減少しました。

宮下知事は、少子化に歯止めをかけるため、結婚を応援する取り組みが必要という考えを示しています。こうした中、県は、「結婚応援フェスタ」を初めて開催しました。

【宮下知事】
「それでは結婚応援フェスタinあおもり、開催をさせていただきます」

青森市で開かれたイベントでは、現役の大学生たちが、自身の結婚に対する価値観について意見交換しました。

また会場では、AIを活用した県のマッチングシステム「AI(あい)であう」の紹介や、結婚相談所のブースなども設けられました。

【30代の人】
「マッチングアプリと結婚相談所の違いとかもいろいろと聞けたので、大変有意義だったと思います」

県は今回、200人の参加を目標に掲げていましたが、およそ50人に留まりました。ハードルが高いイメージがあったことを課題に挙げていて、今後は気軽に参加してもらえるようにしたいとしています。

「結婚応援フェスタ」は、今後、八戸市と弘前市でも開催される予定です。